新しい復元住居の模型(106号)を作りました!
- kasoriguide23
- 5月7日
- 読了時間: 2分
106号住居の復元を聞いて、また模型を作ることを思いつきました。前回作った100号復元住居模型は自分で計測して作ったので、高さが測れずに木組の出来なりの為、高くなり過ぎたのと、屋根に松葉を使ったので復元住居の感じと違ってしまいました。今回は森本課長代理から基本計画資料を戴き、其れを元に木組製作をしたので形状的にはほぼ忠実に出来上がりました。
屋根材に付いてはススキの穂先を使う事を考えていましたが、加曽利南貝塚に沢山生えている、ヌカキビの穂先を使用しました。加曽利で生えているのを取って帰り、家で、軸だけ残して利用するための処理をしましたが大変でした。出来てみると、ススキと違い軸に邪魔な物が余り残らないので屋根に置いてみると意外といい感じに成りました。

今回の製作では、貯蔵穴を作ったり、石斧、石皿、弓矢、鹿革、黒曜石等小物を置いてみたら、我ながら良い出来になったと思い、加曽利に持ってきました。そしたらアンギン編みのグループの女性達から「小さな縄文人にアンギンで作った貫頭衣を着せたい」との話しがあり、縄文ファミリーを造りました。ファミリーは1/40の縮尺で身長は父親で約163cm位です。母親の髪型はミミズク土偶を参考にして、耳飾りもつけました。父親には皮で作った貫頭衣を着せました。これをアンギン編みのグループに渡したら、全員にアンギン編みの貫頭衣を着せてくれました。子供も小さく編んだのを着ています、父親は皮の下にアンギンを着込んでいるのでビックリしました。
其後、丸木舟が在った方が良いとの話が有り、素材の木に切れ目を入れながら丸く掘り込んで舟を造り、櫂も丸枝を削り1体で製作しました。今回の模型は全体的には屋根もいい感じだし良い出来に仕上がったと思います。すっかりジオラマになってしまい、ケースが無いと子供達が手をだしたくなると思いケースも作りました。
着手は令和7年7月、完成は令和8年2月でした。その間時々作業したので、製作に費やした時間は実質2ヶ月位か?大変だったのは、茅葺の屋根で屋根材ヌカキビの採取とその処理に時間が掛ったことでした。実際の復元住居が出来たら設計変更した所が有ありました。入口部の屋根形状と扉が大きく違っていました!

さあーどう違っているでしょうか? 実物を見て確かめて下さい。
皆さんのご意見、ご協力で自分でも納得できる模型ができました。有難うございました。 左は屋根材のヌカキビです。 (塚田 勲)



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