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神谷千葉市長の縄文体験

―加曽利貝塚にて2024年8月3日―


 今年の“縄文春まつり”の時に行はれた「加曽利貝塚E地点・B地点発掘100周年記念式典」に出席された神谷千葉市長が、今度は縄文体験をするべく、加曽利貝塚を再訪されました。これは「テレビ市長室」というJ:COMの千葉セントラルで放送する番組で使うためのものでした。この日市長は最初、博物館前にて“発掘体験”をされました。次は復元集落での“火おこし体験”で、この後の“アンギン編み体験”も含めて加曽利貝塚ガイドの会が市長の縄文体験のサポートと説明の対応をしました。最初の写真は“火おこし体験”のために竪穴住居に入る前に取った写真で、この後竪穴住居内で“火おこし体験”をしてもらいました。中ではガイドの会のメンバーの沼尻さんが待っていて、中に入った市長に縄文時代の火おこしと考えられる弓切り法についての説明とその仕方やコツについて説明をし、その後“火おこし体験”をしてもらいました。なんでも自動でできる現代において、簡単な道具を使って自分の力で火を起す面白さを実感してもらえたのではと思います。又、この時起した火を使い、竪穴住居の真ん中の炉に点火し、その炎を囲んでさらに縄文時代の火おこしについて説明を受けられました。


次の体験はアンギン編みでしたが、これは最近建設された休息施設の“かそりえ”で行われました。ここではアンギン編み体験のためのもの以外に、縄文をつける体験コーナーやガイドの会が作った紙芝居も展示して市長をお待ちしました。市長が“かそりえ”に入ってこられた時、最初ガイドの会の活動をアピールするべく、ガイドの会会長の押尾さんが市長に加曾利貝塚ガイドの会の活動について説明を行いました。実際に自分達で紙芝居を作ってそれをいろいろなイベントなどで講演活動をしている事や、途中まで編んだカラムシの布の前ではアンギン編みプロジェクトについて、カラムシの採取、それからの糸作りを自分たちで行ったうえでアンギン編みをしている事などを。市長にはガイドの会の活動への理解を深めてもらえたように思えました。

 次は“アンギン編み体験”ですが、始めるにあたって最初にガイドの会のメンバーの小林さんから、アンギン編みが縄文時代に実際存在していたことが、土器の底面についている模様からわかっている事や、今回行う麻ひもを使った“アンギン編み体験“は加曽利での縄文イベントの際に行っている事などの説明がありました。さて市長のアンギン編み体験ですが、編み台をはさんで向かいに小林さんが座り、編み方について説明しながら始まりました。最初は一つ一つ説明しての作業でしたが、だんだん慣れるにしたがって市長は熱心に作業され、だんだん作業が早くなり、又楽しんでいる様でした。無事コースター大のアンギン編みが完成し、最後は実際に自分で作ったアンギン編みを持っての記念撮影でした。


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